栃木県那須烏山市の地域情報について

栃木県那須烏山市の地域情報について 栃木県那須烏山市は、県内でも東部に位置し、茨城県とも隣接しています。市内には那珂川が流れ、その流域の平地を八溝山地の山並みが取り囲んでいます。そのため昔から山林資源が多く、現在でもスギやヒノキを中心とした林業、しいたけ栽培や牛・豚の畜産、梨などの果樹栽培は那須烏山市の主要な産業のひとつです。

そのほかにも国の重要無形民俗文化財およびユネスコの無形文化遺産として登録されている烏山の山あげ行事のような、特徴ある地域文化を今に伝えていることから、こうした行事の見物客や自然体験型の観光を楽しみたい若い世代などを取り込んだ観光産業も発達しています。もちろん時代の変化にあわせて、伝統的な産業よりもむしろ商業・工業やサービス業などのウエイトが高くなっていることも事実です。那須烏山市の名産品としては、山あいの地域特性を生かしたブランド農産物の八溝そば、中山かぼちゃなどが知られています。そのほかにも奈良時代からの伝統をもつという烏山和紙があり、厚手で緻密な風合いから県内の公立学校の卒業証書に使われることが多く、最近では和紙を素材にしたランプシェードや名刺入れ、ブックカバーなどの新商品の開拓もはじまっています。

那須烏山市のグルメ情報

栃木県の東部に存在する那須烏山市は、龍門の滝や那須川等の自然が美しい観光地ですが、グルメの方もたっぷりと楽しめます。川が豊富に流れている事で水がとても綺麗なので、その水を上手に利用して打たれた蕎麦は正に絶品です。蕎麦の風味を存分に味わえる10割蕎麦を楽しめるので、口に含んだ瞬間に絶妙な風味が広がりワサビと一緒に食べれば爽やかな香りが鼻を通っていく心地よい感覚を楽しむ事が出来ますし、残ったツユを蕎麦のゆで汁で割って飲めば水と蕎麦の美味しさを残すことなく味わえます。

蕎麦でお腹を満たしたら、おやつを楽しみたいですが、那須烏山市には美味しい煎餅を焼きたてで提供してくれる店があり、値段も安くハチミツと醤油で甘辛のタレを付けて揚げた煎餅は一度食べだしたら次から次に食べたくなっちゃうぐらい美味しいですし、日本茶にとても合うのでお土産に丁度いいです。
甘いデザートでは和菓子と洋菓子のお店もあり、洋菓子では滑らかなクリームからスポンジケーキまでを丁寧に手作りしているフルーツケーキが絶品ですし、地元のサツマイモをたっぷり使ったスイートポテトはサツマイモ自体の甘味で作られているので、甘い物が苦手な人でも食べられる優しい味です。

那須烏山市の観光情報

那須烏山市は栃木県の宇都宮市から1時間程度で東京から車や電車で手軽に観光できるスポットが多くあり、人気のある場所です。
アユ釣りで有名な那珂川では「やな」と呼ばれるわなでアユ漁をするのが有名で、近くには新鮮なアユを食べることが出来る食堂もあり、シーズン中には多くの人が訪れます。
那須烏山市で最も観光客が訪れるのは龍門の滝で、20mの落差があり大蛇が住んでいると言う伝説が滝の名前の由来になっています。
滝の周りは遊歩道が整備され、お子様ずれでも安心して迫力ある滝を見ることが出来ることでも人気があります。
栃木と言えばいちごが有名ですが那須烏山市にもいちご園があり「とちおとめ」や「スカイベリー」などを摘んでその場で食べると、いちごの甘さが口いっぱいに広がります。
那須烏山市には沢山のいちご園が有りどこでも摘み放題、食べ放題を実施していますので観光の中に入れて見ては如何でしょうか。
神社に訪れて御朱印を集める方が増えていますが、そんな方に良いのが日枝神社で歴史を感じることが出来る静かで厳かな雰囲気のある神社です。
八雲神社も有名で10月に行われる山あげ祭りは関東周辺から多くの人が見に来ますが、そのお祭りで使われる屋台やお祭りの映像、資料を展示した山あげ会館にも行って見ることをお勧めします。